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ワンポイントコメント |
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前作「カジノロワイヤル」で、最愛の女性ヴェスパー(エヴァ・グリーン)の裏切りと死を経験し、心に深い傷を追ったボンド(ダニエル・クレイグ)。前作のラストから一時間後という設定で幕を開ける本作では、悲しみと怒りに支配されたボンドが、ヴェスパーを追いつめた闇の組織「クオンタム」に復讐を果たすべく、手がかりを求めハイチへと渡る。そこで出会った謎めいた美女カミーユ(オルガ・キュリレンコ)を通じて、南米ボリビアでの天然資源の独占を目論む悪徳ビジネスマン、グリーン(マチュー・アマルリック)が組織の黒幕である事実をつかむ。表向きはグリーンの愛人であるが、幼い頃に両親を殺され復讐を果 たす為に機会を窺うカミーユ。二人は大切な人を失った経験を共有し、次第に男と女を超えた固い絆で結ばれてゆく…。 人間味のある新しいボンド像と共に、オルガ・キュリレンコ演じるボンドガールのキャラクターも単なるロマンスの相手という枠を超え、強く自立した女性として描かれている。また撮影中に度々負傷しながらも、スタントマン抜きでアクションシーン演じきったダニエル・クレイグの迫力ある演技に注目したい。監督は人間ドラマを得意とする「チョコレート」、「ネバーランド」のマーク・フォスター。
本エディションはスタンダードDVD2枚組特別盤、通常盤、Blu-rayも同時発売。 |
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