女の子3人組のアマチュアバンドがふとしたことで大手レコード会社と契約、ネコ耳とヒョウ柄レオタード姿の女の子バンド、Josie And The Pussycatsが華々しくデビューした。一躍大ヒットを飛ばしてしてしまう彼女たちだが、その裏にはある陰謀が隠されていた・・。「シーズ・オール・ザット」で日本でも人気急上昇中のレイチェル・リー・クック、「アメリカン・パイ」など学園ものが得意なタラ・リード、それにロサリオ・ドーソン、アラン・カミングらが出演。
"Josie And The Pussycats"は、同名のアーチーコミックの漫画が原作で、70年代にアニメ化され、日本でも「ドラドラ子猫とチャカチャカ娘」という邦題で放映された。今回、いかにもハリウッド・コメディ調のティーンバンド・ムービーに仕立て上げられたが、単純明快なストーリー、ポップなサウンドトラックが楽しめる作品である。N*Syncそっくりのアイドルグループが登場したり、ミュージックシーンを皮肉った人物描写も見ていて爽快。本作品の音楽プロデューサーであるベビー・フェイスも出てきて笑わせてくれるなど、音楽界の大御所も何人か登場。しかし、何と言っても、とにかく女の子が可愛く、まさにガールズ・パワー炸裂といった感じ。本作品は米国で2001年4月に公開、早くも8月24日にDVDリリースとなった。日本での公開が待ち望まれる。